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ジュエリーデザイナーってどんな職業?

ジュエリーデザイナー

ジュエリーデザイナーの仕事内容

ジュエリーデザイナーは、貴金属類のアクセサリーを製作していく時のデザイン部分を担当していく仕事です。

指輪やネックレス、ブローチ、イヤリング、ピアスなど主に女性が身につける装飾品が対象となっており、有名になることで独立して自分のブランドを立ち上げることもできます。

世界的に有名なアクセサリーブランド・ショップも多くあるので華やかな仕事のようですが、実際に勤務しているジュエリーデザイナーの多くは大手の服飾企業に勤務して、そこで企画に従ったデザインをしていきます。

最近では個人でオーダーメイドのジュエリーデザイナーとしてネット販売を中心に営業している人も多く、経験実績を積むことにより様々な働き方が可能です。

古い指輪やネックレスについている宝石をリメイクして新しいデザインに作り直すという方法も増えてきており、そうしたことを専門に行っている業者もいます。

ジュエリーデザイナーとして仕事に就く方法

あまり広く知られていませんが、日本人で世界的に有名なジュエリーデザイナーは多くいます。
ジュエルデザインはヨーロッパが古い歴史がありますが、そうしたことを学ぶとともに和風のデザインを取り入れた手法は、世界的に高く評価されてきました。

ジュエリーデザイナーとして仕事をしていくためにはそうした装飾品の歴史や文化を学ぶとともに、一つのアクセサリーが出来上がるまでの過程も詳しく知っておく必要があります。

多くのジュエリーデザイナーはデザインのみを担当するのではなく、自分自身でもクラフトを行っており、自ら優れた作品を作り上げるアーティストという側面もあるのです。

またよいジュエリーを作るためには宝石の良し悪しを見分ける審美眼も必要になるので、宝石鑑定関連の仕事を兼任するという人も多く見られます。

必要資格の有無

ジュエリーデザイナーとなるための資格は特にありませんが、宝石製作のための技能を学ぶなら専門学校に入学をするのがおすすめです。

一般社団法人日本ジュエリー協会では「ジュエリーコーディネーター」という資格を主催しており、1~3級までの検定を行っています。

ただ「ジュエリーコーディネーター」はあくまでもその人が求める宝石はどんなものかということを提案していくための仕事であるので、デザイン部分についてはまた別の技能となります。

クラフト系の資格としてはNPO法人宝飾クラフト教育振興会による「ジュエリーデザイン画検定」や「シルバージュエリー検定」「ワックスジュエリー検定」といったものが有名です。

他にも厚生労働省管轄の技能試験として「貴金属装身具製作技能士」というものがあります。
これは試験で実際に製作をするという、かなり本格的な内容です。